2010/2/22 月曜日
日本に寝たきりの高齢者が多い理由
日本は世界でもトップクラスの長寿国でありながら、同時に寝たきりもの割合も非常に高くなっています。良くヨーロッパでは寝たきりの高齢者はいないなどといわれますが、実際に医療機関が行った調査でも長期介護施設における日本での寝たきり高齢者の割合が35%近くにも達するのに対し、スウェーデンではわずか4%ほどしかいないことがわかりました。この数字の大きな違いは一体どこから来るのでしょうか。
従来の日本では脳卒中などの発作が起きた時には安静第一で静かに静養するというのが治療の基本でした。現在でも相変わらず同じ考え方で療養させている場合が見られますが、この方法ではリハビリを始めるまでに何ヶ月も経ってしまいます。一方下肢の筋力の衰えは安静臥床の状態ではわずか1週間で20%、2週間で40%、3週間目では実に60%も失われてしまうという報告がされています。これでは安静とひきかえに筋力を失うことになってしまいます。
またこの他にも日本では寝たきりの高齢者の世話を配偶者や息子嫁などがみるべきものという偏見がありました。実際に老人ホームなどで寝たきりの高齢者などの介護をしているスタッフには女性も多く含まれますが、彼女たちはプロとしての訓練を受け、なおかつ日々技術の修得を重ねています。こうした正しい知識や技術のない一般の女性や、まして高齢の配偶者では介護にも肉体的な負担が大きく、ついつい患者の寝たきりを許してしまいがちとなります。
日本での寝たきりの高齢者が多いことの背景にはこうしたいくつかの理由があるのです。
従来の日本では脳卒中などの発作が起きた時には安静第一で静かに静養するというのが治療の基本でした。現在でも相変わらず同じ考え方で療養させている場合が見られますが、この方法ではリハビリを始めるまでに何ヶ月も経ってしまいます。一方下肢の筋力の衰えは安静臥床の状態ではわずか1週間で20%、2週間で40%、3週間目では実に60%も失われてしまうという報告がされています。これでは安静とひきかえに筋力を失うことになってしまいます。
またこの他にも日本では寝たきりの高齢者の世話を配偶者や息子嫁などがみるべきものという偏見がありました。実際に老人ホームなどで寝たきりの高齢者などの介護をしているスタッフには女性も多く含まれますが、彼女たちはプロとしての訓練を受け、なおかつ日々技術の修得を重ねています。こうした正しい知識や技術のない一般の女性や、まして高齢の配偶者では介護にも肉体的な負担が大きく、ついつい患者の寝たきりを許してしまいがちとなります。
日本での寝たきりの高齢者が多いことの背景にはこうしたいくつかの理由があるのです。
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